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ぶ)武士の一分(いちぶん) [映画(は]

武士の一分を観てきた。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A6%E5%A3%AB%E3%81%AE%E4%B8%80%E5%88%86

鑑賞記:「雨が降り、風が吹き、雷が鳴り。そして、風は止んだ。」

「オレ演じる方。」
「ぼくは撮る方。」

二人の男は、まるでレールの2本の無限軌道のように
同じ道を異なる役割で、長い年月をいっしょに歩いてきた。
『これほどに【ひと】を撮れるのか!』
終幕のとき、ひとしきりためいきをつくことに抗えなかった。

山田洋次と、そして笹野高史。

映画をやることを志し、そしてそれぞれの役割の【全う】の
集大成といえる映画が、昨日からロードショーされている

この映画の本当の主人公は誰なのか?

それを捉えた観客は、この映画がだれにスポットを
あてたものなのか、何を表現しようとしていたのかに
到達することができるだろう。

山田監督を初めとする優秀なスタッフと
熟練なる俳優人のあうんの呼吸を感じる作品に
仕上がっている。負けじと若手演者の溌剌(はつらつ)なる演技もいい。

xxのxxについては、
さまざまな映画評論がWeb上でも発言されているので
そちらをご覧いただきたい
http://blog-search.yahoo.co.jp/search?p=image:on+%C9%F0%BB%CE%A4%CE%B0%EC%CA%AC%20%CC%DA%C2%BC%C2%F3%BA%C8

この映画の主題は、
【助け】と『許し』ということになろうか?
終幕後にほとんどの映画について結を見出す朱色会もまだ
これだろうという確定したものを捉えていない
不思議な感覚の終幕であり、幕後だった。

・・・『夫』を守っていくことは、
 <きれいごと>だけでは許されない。

心にのこる、現代のわれわれにも通ずるシーン。
毒見により光を失った侍に、拝謁した殿が、たったひとことだけ。
「大儀」
…うーん。そんなものかもね。しかし、そのアトは・・「ご覧の通り。」

あの時代のリアリティを感じるのは
お殿様への食事のため、たくさんの人々がいろいろな役目で働く姿。
「いくさ」のない世の中で、どうやって侍は食べていったのか?
お城を維持するべくいろいろな役目がつくられる。
これって、『今』の世にもいくつかあるんじゃないかな。

一見ハッピーエンドに見えるこのお話も、
この後、この家に同じようなことがおきないとは限りない
安寧な日々ではなく、またおきることについていちいち
対応していく日々が続いていくのだ。人がそこにある限り
それは続く。

風が止むのは、
風が吹くことを人々に知らしめるためである
ーー朱色会ーー

・・・誰にも、武士の一分(いちぶん)は存在する。
…そう、このブログを読んでいる貴方の心の中にも。

それを大切にしてほしいと思う。

評価:84点

山田節は、健在。それにあらたなる様々なスパイスが加えられ
人間の才能というものが、いろいろと堪能できる良品である。
ご覧ください。

・・・外は、まだ風が強く吹いている。。

※毒見役
http://www1.ocn.ne.jp/~tekitoni/030531.html
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B2%9D%E6%AF%92
http://trynext.com/diary/2005/01/22-2100.php


http://www.granpapa.com/production/t_sasano/

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9D%82%E6%9D%B1%E4%B8%89%E6%B4%A5%E4%BA%94%E9%83%8E
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B7%92%E5%BD%A2%E6%8B%B3
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E6%9E%97%E7%A8%94%E4%BE%8D
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%A8%E6%9D%91%E6%8B%93%E5%93%89

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E7%94%B0%E6%B4%8B%E6%AC%A1
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%B9%E9%87%8E%E9%AB%98%E5%8F%B2

(∴)

あの事務所の肖像権管理は異常である。…辟易する。
(冒頭の絵と巻末の絵は違いがある。因みに、日本国内では↑の絵は確保できない。)
http://blog-search.yahoo.co.jp/search?p=%A5%B8%A5%E3%A1%BC%A5%CB%A1%BC%A5%BA+%BE%D3%C1%FC%B8%A2&ei=

・・・山田洋次監督。「アナログ」に拘ってくれネ!
せば。


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天そば

こんちは。見て参りやした「武士の一分」

なんとも見終わった後のあ~見てよかったなぁという快感が得られませんでした。予想通り話が進みすぎたせいかもしれませんし。主役に感情移入出来なかったせいかもしれません。まだまだ精進が足りないようです。

とても静かな映画で会話と物音だけの中、私は一度くしゃみがしたくなり、死ぬ気でガマンしました。この静かな映画では携帯がなるのと同等の犯罪だと思ったので。
by 天そば (2006-12-04 14:43) 

朱色会

天そば さんこんばんは。コメントありがとうございます。

天そばさんは、他人によく気をつかうヒトなのですね。私はいえば
大概(ビールセット)なので、顰蹙をいつもかっています。
・・・たしかにするり・あっさり感は朱色会も感じました。しかし、これが時代劇映画というものなのかも。お約束どおりに話が淡々と進んでいきました。

山田監督にCGは、似合わないと思います。蛍とか。。。気になりました。

しかし、全体的には日本映画の王道をいった感じ。日本人でよかった。日本映画観れてよかった。よかった2かいめという感じでした!

・・・笹野さんサイコー。
by 朱色会 (2006-12-05 01:08) 

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