So-net無料ブログ作成
  • ブログをはじめる
  • ログイン

で)Dear Friends [映画(た]

【Dear Friends ディア フレンズ】

鑑賞記:トモダチはたくさん<持っている>けれど…
    ともだちはひとりもいない貴方へ観て欲しい

大方の予想通り、観客は9割がた青少年少女たち。
じゃまにならないように、一番後ろに離れて座った。

~~~~~~~~

トモダチ:それは利用するだけの存在。
・・・といってリナははばからない。

ともだち云々より前に他人との関係をうまく
表せられないリナ。
その苦しみから逃れるため夜な夜な倶楽部通い。
しかし、そこにいるのはやはりトモダチだけだった。


・自分の存在
・家族との関係
・なにもやりたいことがみつからない焦燥感

だれでも思春期のとき、それらの自分への問いかけで自分自身にイラついて
しまうものだ。そして、「答え」もなかなかでない。
このあたりの表現はシンプルながら観る学生たちも共感できるだろう。

北川景子は、等身大の女子高生リナを熱演している
それがとても自然だ。絶望をし、嗚咽する演技には圧倒された。
よく演れている。

マキ役は、ユイカ、さすがはというか、役と俳優両側面から
リナ(北川)を劇中でサポートしている。またそれが
いやらしくなく表現されていていいな。うぅぅ。

数々の出演者たちのぴったりとこのお話の世界感にはまっている
とくに主治医、看護婦長さん、そして・・・子役の方
は印象にのこる。

受けてにわかりやすくしようとするところと、
映画ファンのために答えを隠しておくところのバランスがとてもよい

坊主のままの退院。それは・・ホスピスへの転院を意味する(哀
専業主婦だった母がお仕事に?それ以後父親は劇中で再登場しない。

お話自体がとてもシンプルで、ややベタな部分があるにしろ
素直に観ればとても素直にリナの心情にすっきり同化できる
このおはなしの受け手は、やはりスクリーンの前に座っている
リナであり、マキなのだ。

父親役の漣さんもうすこし絡んでほしかったです。
ま、途中退場役なので演りすぎをしなかったのでしょう。

・・・・さて、朱色会の評価は79点です。

ここまでつきあってくれた貴方に辛らつな質問をします。ごめんね。

貴方のそばにいる人は、「トモダチ」?
それとも「ともだち」ですか?


と)人間の子供たち【原題:The Children of Men】 [映画(た]

邦題は、どぅいうわけか、「わすれました。」(笑

・・・SF小説というものは、荒唐無稽な設定が多いものではある。
しかし、確かに【現実】とつながるメッセージを垣間見ることができ
それが発見できたとき、その本は、その読者にとっての
良書となる。
また、とはいうものの「ひとの【想像】から生まれた産物」ではあるから、
けっこう読者である受け手はその話がどんなに恐ろしい話であっても
『高みの見物』モードでその物語に臨む。
ひとしきり【創造(表現)】者のイマジネーションと闘ったあとに、
読者は本を閉じ終わったとき、ああ、やっぱり現実も捨てたもんでは
ないという現実に還る。そういうものなのだ。

…しかし、残念なことに、この国(日本ですが)においては
この映画の題材は
荒唐無稽なことではなく、そして空想とはいえない事態となって
いることは、朱色会の読者ならば同意してくれることだろう。

さてと、本日の読者は、たいへんな限定をしいらねば成らないだろう。
その条件とは・・・2つ。
ひとつ。過去、SF小説を読み漁ったことがある。
ふたつめ。自分は「大人」だ。と自称できる。

この2つの条件を、自分は満たすと思ったものだけ、
つぎのゲートを潜ってほしい。
んで、潜れないと思ったかたは、今回はブログ二元中継で
お贈りしておりますので、下記のサイトを訪れてみてください。
http://shuseki-kai.cocolog-nifty.com/blog/2006/11/post_6d23.html

・・・それでは、始めます。

ーーーーーーーーーー「」----------
鑑賞記:【「んぎゃ。んぎゃ」という赤ん坊の泣き声が、
     戦闘の爆音にかき消されることなく、劇場内に響き割る。
     たまらず観客女がとなりの男に尋ねかける
     「ねぇ…この出来事はどの星でおきていることなの?」
     「・・この星だよ。」】(←長い副題だ。)

いのちのリレーを繋いだ演者たち。その先にあるものは?

・・京成沿線のある駅の映画ーポスターを眺めながら、
・・・男は悩んでいた。

「うーーん。うぅおーーん。…なんてベタなポスターなんだ。
 まさに、はずしてマースっていっているような」

ほんとうに最近まれにみるベタぶりでこれはなんとしたこと
なのだろうかと逆にきになってしまいます。
そうだな。最近はアタリの上下が激しいし、はずれてもいいか・・
きょうは、会員マイルでタダで観れるし…

しかし、実際に観てみると。。アタリでしたよ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
監督はこのヒト。Alfonso Cuaron (アルフォンソ・キュアロン)
http://movie.goo.ne.jp/cast/50845/index.html

哲学を専攻したカントクだけあってとても
クールな撮り方をする。いろんな意味で。

そして、Clive Owen (クライヴ・オーウェン)。
最近の外国男優では、朱色会のいっとうのお気に入りだ。
http://movie.goo.ne.jp/cast/58866/index.html

うーん。いいですね。彼

(↑このアジトの「表現」はなかなかイイ~。)

話は観てもらったとおりなので割愛するが

題材になった話と、彼ら(カントクや演者)が表現したかったものは
異なる。

いろんな表現物がごった煮になっており
いろいろな見かたができるようになっている

話のベースは「少子化」ならぬ「無子化」なのだ。
もしもこのような状態に世界がなったならば
もはやテロリストさえ「やる気」がなくなるほどの
カオスが起きるので、この辺はじつは冷静な社会が
継続するだろうという表現者の優しさというか甘さがある。

日本を意識しているのではないかと思われるのが

従兄弟の息子(って続き柄でなんていうのかな?)
がゲームボーイ化していることと、
主人公が履く、つっかけ(草履)だ。
つまりあの青年は、現実にも存在しているのだが
表現者にとってみると「SF」的素材ということになる。

つっかけの意味は、カントクの頭の中にあり
朱色会はまだ解釈できていない
・・と同時にこれはカントクから私たち日本の観客への
贈り物(メッセージ)なのだと思う。
http://blog-search.yahoo.co.jp/search?p=%A5%C8%A5%A5%A5%E2%A5%ED%A1%BC%A1%A6%A5%EF%A1%BC%A5%EB%A5%C9%A1%A1%C1%F0%CD%FA&ei=

映画通を狂喜乱舞させるのは、何度かでてくる長撮り。
(カットなし超ロングショットのこと)
朱色会は『!ッ。!!っ』という感じで堪能していました。
たいへんだったとは思う。準備。・・これも意味はある
人生の出来事は、連続し、他人とつながって起きている
そのことを表現するため、映画監督はこのような表現を採用する

CMや予告にてまったく宣伝されていない
戦争の表現のリアルさにも言及しておきたい。
よく考えてみると数多くの戦争映画を観てきたが
戦闘+赤ん坊のコラボは皆無だったように思う。

戦争は大人たちおよび戦闘員同士だけで行なうのが
いままでの戦争だったようにおもうが
昨今は『ちがう』のだろう。
つまりこの映画をはさんでやる硫黄島2作品は
「昔の戦争」のはなしであるため、
戦場は、一般のヒトの遠くで起きてい『た』

のだけれど、「今の戦争」は、一般の生活区域に戦場がやってくるのでは
ないか?そのため、赤ん坊の泣き声と戦闘の音が一緒に表現されている
この作品は、今の戦争の「現実」をとてもよく表現している。

クライマックスの十分間は、とても強烈な印象を観客にあたえる。
朱色会も唖然としました。

赤ん坊の精一杯の泣き声は、銃音を止めた
それは、一瞬だけだったけれど。。。
ここに、作者のいいたいことが凝集されている。

私たちは、つぎのひとたちのためいろんなもの
(文化とか政治システムとか戦争の種とか)
を遺していると驕りがちなのだが、

じつはたったひとつのものだけを繋いでいるだけなのかも。
この映画をみてそのことを思った。
有名なSFアニメに登場する
沖田艦長のことばを、終幕後思い出した。

「いのち」だよ。





評価:81点

ーーーーーーーーーーーーーーー
・・・・SFファンならば、
この映画の真意を読み取ることができるでしょう。
おそらくは。

最後にふたつアドバイス。

ひとつ。劇場が明るくなるまで、席を立たないでください。
ふたつ。パンフレットのライターたちの文章はとてもよいので、
鑑賞後ごらんになってください。さまざまな専門分野の人たちが
この映画をそれぞれの立場から評しており、今年ダントツでした。

http://shuseki-kai.cocolog-nifty.com/blog/2006/03/post_9a68.html
いささか、長くなってしまったが
いいたいこととしては、「観てください。」それだけです。
以上。


て)手紙 [映画(た]

『言葉にならない』感動が、
他人との関係線を失いかけている観客の心へ
怒涛のように押し寄せ、
・・・乾いた心を癒していく。

心と心を繋ぐものの大切さを改めて思い知らされた映画となった。

終幕にてBGMに拍手が沸き起こる。
私はといえば自分自身の感動に身を溺れかけながら、
必死に拍手喝采をリアルにやろうとしている自分を
なんとか抑えていた。

人事不省になるほど、感動に酩酊した。
もはや『エモーション・ドランカー』だ。
この感覚を味わった映画はいつだろうか?

そうか、『フラ・ガール』以来だったね。

日本アカデミーはフラ・ガールでキマリと思っていた…昨日までは、
しかし、強烈な対抗馬が今日朱色会の前に現れた。

『手紙』である。

感動で、ことばが紡げない。おそらくは
たどたどしくなってしまうことだろう。しかし
それでもいい。この思いを紙に記しておこう。

鑑賞記:『私たちの内なる最大の敵は、
    【自分】の外に対する不許心(ふきょしん)』
面倒くさいんで言葉つくっちゃいました。(↑)

それでは、・・・・始めます。
ーーーーーーー

ひとつの犯罪特に『殺人』は、
3つの悲劇の始まりを生む。すなわち

加害者の悲劇の始まり
被害者の家族の悲劇の始まり
そして
加害者の家族の悲劇の始まりだ。

主演の山田孝之さん。
正直いままでの微妙な演技はあまり好きではなかったが
彼の実直なキャラクター(持ち味)が生かされた
彼の代表作となるだろう。
遺族の許しを得て号泣する直貴の演技はとても素晴らしい。

そしてエリカ。
もはやこの年代の女優では
敵なしと断言できる圧倒的な演技力と存在感を示す。
そして今回も『強い女性』をしっかり表現していたと思う。
おそらくは中身もそうなのだろう。
彼女が映画に出すぎというヒハンがあるが
彼女ほどのパフォーマンスを出せる女優が他にいないという
事実に目をむけるべきだろう。この役誰か他に演れる?いないね。

そして本映画の殊勲賞は、相方役の尾上寛之さん。
まるで、本当のお笑いさんのような自然な演技。。。
お笑いを映画の中で演技することは難しい。
永年の友人としての暖かい気配りが、心を暖かくしてくれる
・・・よく演(や)った!

あと、職人の域に到達している田中要次さん。
出番は短いものの、この映画の重要な【スパイス】となっている。
うーーん。好きです。・・すき。

まとめの前に印象にのこったシーンをいくつか。

靴音がなりひびくリビングでの食事
うーん。セレブぅ。そして、音演出はこまやかだなと
ほえぇ~と舌を巻いた。
他のシーンでも靴音、足音はこの映画の場面転換や
演出として、隠し味的に効いているところだ。

これからご覧になる方は、是非、注『聴』してほしい。

あと、「工場」の描写がすばらしい。
朱色会は工場もんなので、とても自然にこのシーンを
心の中に取り入れることができた。違和(映画)感まったくなし
とっても自然。例えば、社食(ごめんね社員食堂のこと)
のカメラアングル。厨房側から配膳列を狙っている。
うーん。玄人がうなるぅ。それとエリカが直貴たちを観ている
ときの俯瞰のアングルなんかもイイね。

スタッフのなかで工場実習体験がある人がいるとしか思えない
とてもいい写しでした。

それから、やはり気になったところ。
CG。

もはや、リアルに近づけるためにCGを使う時代は
過ぎたのではないか。桜しかり。塀しかり。
いまのCGの使い方としてまっとうなのは
7月24日通りのような使い方だとおもう。

いや、点でダメというレベルじゃない。DVD鑑賞ならば
だれも気がつきやしない。でも、大きく聳(そび)え立つ銀幕では
どうしてもわかってしまうし、見えてしまうと観客は
必然性を探してしまう。例えば、塀をとりたかったのなら
別撮りでもいいわけだし、ロングショットでなく
クローズアップでも同じ表現は撮れるだろう。

CGの使い方の理念については、最近のデジスタなんかが
とても参考になると思うのだ。

とかなんとかいっちゃもんしとるわけですが、評価は・・
ーーーー

100点です。

多くの映画ファンにお勧めしたいです。

朱色会としては、初日からお勧めできなかったのが悔やまれる。
だって、ローザ10でやってないんだもんな~。
今日は、さる人のお勧めで、シネマックス千葉におじゃましました。

もっと、社会的情勢を踏まえてマジメルにもかけるけど、
今日は、やめときます。感動の押し売りだけは
したくない。ご覧になった皆さんが思い思いにこの映画を
楽しんでくれることを切に願い、筆をおきます。

「手紙」。是非観てください!!

・・・人がひとときでも屈託なく笑うということは
とても大切なことだ。お笑いのかた。お笑いを目指すかたがた。
貴方の歩く道は、とても「正しい」!…応援いたします。

http://shuseki-kai.cocolog-nifty.com/blog/2006/03/post_1d1b.html


て)天使の卵 [映画(た]

かたたん。かたたん。映画街が近づいてくる。
男は、考えていた。

『うーん。うーん…どうしようなァ?』

・・・どういえばいいのだろう。

「てんたまひとつ。」

「えッ?ウチは映画館ですけど・・・・」

「いやッあの!その・・・」

「どうしたの?」

となりのレジ娘が、怪訝に伺いながら割り込んできた。

「だ・・だから、てんたま。。」

「いい加減にしてください!」

つかつかと映画館の責任者らしい人が近づいてきた。

「また、君か・・・今度はなんだ!」

「いやあの、てんたま。。」

「君、ケイサツを呼びたまえ。」

「はい。」

「えッ!ケイサツ!!そ・・そんな。映画ですよ。」

「ウチは、うどん屋じゃないんだ
 ひやかしは営業妨害だ。」

そうか・・わかったぞ!略さないで、いえばいいんだッ!!

「天使の卵ください。」

「はい、こちらですね。10万5千円になります。」

「え”ッ。。じゅ・・・ジュエリィ?」

うあ”ぁ”ぁ”ぁ”・・どうすればいいんだあ・・・

『…つぎは、千葉中央。千葉中央ォ~』

夢想はここでおわった。おそるおそる入場券をいうと、
つつがなく劇場にはいることができました。…少し
緊張はしましたが(笑

さて、与太話はこのくらいにしてレビューにはいるけれど
いっておきたいことがある。私のレビューの読者の対象は
あくまで映画をみた人しか相手にしていないのである。
だから、まだ観ていない人は、私の話はよく分からないだろう。

観てから、またおこしください。
それでは、始めます。

ーーーーー

「(セリフ)ことばの省略の美学が織り成す間(以心伝心)。」
これを捉えた観客だけが、原作者の隠れたワールドへの鍵を拾う。

鑑賞記:【一徹した、セリフの2つとばし。
     三人の恋人たちの想いはそれでも交錯する】

まずは、シナリオを練った人に拍手を送りたい。
すばらしい!シナリオだ、シナリオ(セリフ)で、
人物が完成している。最近は、このような映画とんとみない。
とても秀逸なものだとおもう。

云いたいことをことばにして話す。
受ける側は、その真意を斟酌して自分の思いを重ね、さらに2つ先の思いを
ことばにして返す。

終盤まで、このセリフの妙技というか、ココロのキャッチボールに
まずは魅了されてしまった。人がなにをおもってことばを紡ぐのか
そのことが理解している人向けのシナリオ構成である。
生粋の文学少女むけの映画だ。

これに気づいた観客だけが、この映画が単なるラブストーリー
でないことを得るわけだね。いや~~堪能。堪能。

…ただし、(後述します。)

さて、とはいえ、この映画。先週みた、「ただ、君を愛してる」よりも
ストーリー展開。動機付け。キャラクターすべて
わかりやすい。
いささかシンプルに見えてしまうきらいがあるが、
映画の素直さという点ではこちらが好みの方が多いだろう。
朱色会もこちらが好きです。

(卵)をひとことで著すならば「とってもまっすぐ」
なんだな。(ただ)のほうは登場人物みんな「とっても不器用」。
どちらが現実に近いか、どちらが自分の理想に近いかは
2つの映画をご覧になった方が、自分の経験(体験ぐふふ)
と照らし合わせて決めることだが。。。
観ていて、、とても気持ちイイんですなコレが。。
ただ、君を愛してるのレビューはこちら。(↓)
http://blog.so-net.ne.jp/shuseki-kai_org/2006-10-29

さて、それではこの映画を演じてくれた3人にご登場いただくとしよう。

人を愛することに哀しみと恐れを覚えてしまった、コニタン。

悲しみを背負いながらも、無限の「あたえる愛」を放出し続ける、隼人くん。
うーん。こんな男が彼氏だったら。その娘はラッキーでしょう。

姉と恋人に翻弄され続けながらも、愛を待ち乞いつづける女。エリカ。

3人はとてもよく演じてくれたと想う。
隼人のみずみずしいさわやかさ
コニタンの女性としての成熟なところ
エリカのもはや堂々とした女の哀しみと強さの部分
どれも、おそらくは自分のキャラクタから切り出してきたものだろうが
とてもよく表現されていたとおもいます。『演技仕事人』として拍手。

映像も、キャラクターのカラーを壊さない
京都でのロケがとても聞いている。
たしかにな。愛や恋は、ビルディングの林の中だけで
おきるもんじゃないな。紅葉のコントラストが
3人の美しさや儚さによく(効用)されてとりましたね

これは、書こうか、書くまいかいままで暖めていたものだが
この映画で書いておこう。

ひとつの確かな愛のふたりの足元には
複数の泪の屍が、横たわっている
ーー朱色会ーー

ま、だからどうしたということなんだけど。
もしも読者の方で、自分が確かなものを持っているんだとしたら
それは自分の力だけで手に入れたとは考えてほしくない。
それは、相手の力だけでもないということなんだ。
・・・大切にしてほしいね。ほんとに。

あと、きになったところをいくつか。。

やはり、父の最期については言及(補足)しておいたほうがいいだろう

狂人から、常人になる瞬間が、実は一番あぶないのだ。
その瞬間とは、こんな思いが一気にその人を襲う。
・ずっとカゾクを苦しめてきた自分の存在
・また、狂人に戻るのではないかというとてつもない恐怖
・これからも自分が重荷となって存在していかねばならないこと

などだ。これ踏み越えていける人は、そもそも狂人にはならんのだ。

なぜかこの素晴らしいシナリオは、終盤は切れ味をなくしていく。
クライマックスでは説明口調となり、余計な添え物が増えていく。
これは残念なことでした。おそらくは、シナリオライターが変わったか
最初の優良なシナリオにつき、だれかが改竄をくわえたのだろうな。
ホントにざんねんだ。だいなしになっとるぞ。
本当に・・・残念なことである(2回目。)

評価:88点

恋愛は、まっすぐやっていきたいな
という方はとくに見ていて気持ちよくなれるだろう。
「つれてきた」彼氏に、(隼人のように)やってくれることを
はっきりとねだるべきだろう。
そのかわり、(エリカ)を強要されることにはなるけどね。
愛はGetするものじゃない。P。。。

…村山由佳 さん。富樫監督。・・・こんなトコでどうでしょうか。

返す返すも、『てんたま』で通じなかったのは痛恨の極みだな。(↓)
http://blog-search.yahoo.co.jp/search?p=%A4%A6%A4%C9%A4%F3+%C5%B7%A4%BF%A4%DE&ei=
http://blog-search.yahoo.co.jp/search?p=%C5%B7%BB%C8%A4%CE%CD%F1&ei=

Gooユーザレビューかなりキビしめ(↓)
http://movie.goo.ne.jp/review/movie/MOVCSTD9446/index.html?flash=1

Yahooユーザレビュー。こっちもキビシー。(↓)
http://moviessearch.yahoo.co.jp/userreview/tymv/id325421/


で)デスノート後編【the Last name】 [映画(た]

いや、驚いた。朱色会は、不覚にも初回上映を見逃し、いつもの喫茶店にて待機中なのだ。
今日は、9:15~というイレギュラーな上映スケジュールだったし、前回はそんなに混んでいなかったから
安心していつものように出たのがアマかった。

劇場のチケ売場は、デスノートファッションに身を包んだ
女子中高生で埋め尽くされていたのだ。
さながら、何かのコンサート会場。
ぐおおおおぉ。。。
当日チケットの行列だけで2百めえとる以上。異常なり。

三連休初日&レディースデイ&上映初日が
重なるとトンデモないことになる。

それと、、、tvのちからとなっなんといっても
藤原竜也だろうな。恐るべき集客力と人気の高さ。。

などと書いているうちに初回をゲットできなかったファンが
この喫茶店にも流れ込んできた。

------
執筆中ながら、答えをまっている人のために、結論だけ先に申し上げておこう。

「★★★★★」。

「金子【監督】。…おかえりなさい。」

読者の皆様。3連休の間に、観てしまおうぜ。

ワーナーブラザース配給なので、映画ファンのわくわく感に凍り水をぶっかける地獄の宣伝映画
「Save Our Movies」は事前上映されるのは、まったくもって残念だ。
因みに、これからやる映画も総てこのつまらないものを見せ付けられるので、
イヤな人は耳をふさぎ、目をつぶっていよう。(↓)
http://www.warnerbros.co.jp/web/main/movies/movies.jsp?frompage=wb_homepage_jp

・・・それでは、レビュー開始。
------

鑑賞記:『2冊の本。我々が手に取るべきは・・・どちら?』

原作(漫画)の最終回には、失望した。
失笑したことを覚えている。だから、
とても心配していたのである。
前編と同じで「トレース映画」だったらどうしてやろうかと。。

…そして、朱色会の原作の月(ライト)への魅力が急速に消失していった
あの『父親殺し』のエピソードを、どのように扱うのか?
それも気になっていたところだ。

しかし、それは、xxxxに終わった。ヨかった…。
(xxxxはことば思い出せない。すまん…)

今回の主役。ケンイチくん。うーん。かっこよ過ぎ。。

いよッ!!ひょっとこ!(←ひょっとこはとてもよかったです。
観客のココロを解きほぐすとてもイイスパイスとなっていました。
ひょっとこはいい。
ひょっとこ。サイコー。
http://blog-search.yahoo.co.jp/search?p=%A4%D2%A4%E7%A4%C3%A4%C8%A4%B3&ei=
http://enkan.fc2web.com/zatu/19.html

恵梨香もよかったねぇ。アイドルより映画女優のほうが
あってるかもよ~。これからも挑戦していって欲しい。
CDより光っとるぞ。恵梨香のようなキャラは
いま日本映画会にはいない。
「必要なんだよ君が!」

・・・そして、なんといっても、竜也。
汚れ役を完璧に熱演。にんげんの愚かさ、美しさ
両面をきっちりと演じていた。
アイドルはこれで『卒業』だね。
この役は、彼の代表作となるだろう。
これからも期待します。

鹿賀丈史さん、何もいいません。いいです。
俳優として、にんげんとして完成された姿。
貴方のようになりたい

おそらくは全員5K減の減量を命じられた捜査員と女優の
みなさん。大変だったでしょう。しかし、よく耐えたッ。
カンド~したッ!!(←?)
おかげで、緊迫した画面を作ることができましたぁ
この場を借りまして、御礼申し上げます。
「ありがとうッ」(←おまえが監督なのか!)

(休憩)

朱色会の好きなシーン

政治家:キラはある意味、アリなんじゃないかと・・・
津川ジジ:誰だ!こいつを政治家にしたのは!!
朱色会:『国民です…』

さくらTVを牛耳る『さくら』。洒落が・・・
うーむ。おなごのたたかい。現代版【大奥】。(笑

おちんちんがまだ立たないボーイズにはムズカシかったかなァ~

オンナの表現といえばもうひとつ
おんなは、自分を必要とおもってくれる人を最大のパートナーとする

「TV」を嗤う『映画』。
そりゃあそうでしょ。身銭を払ってみる客とただで観ている客の差
とおんなじ。視聴率合戦か・・・さくらTVはどこ?
・・・xxxTVはどこ?

随所随所の『騙し絵』が映画通を泣かせる。
…とまぁいろいろ楽しめる。
表現の自由度が、前編とは異なる映画の楽しさを取り戻している

・・・そろそろマジメルに戻すか。。。

緩急の金子ピッチングに打者(観客)は翻弄されながら楽しめる。

…2冊の本が、この映画では登場する。
1冊目は表紙が黒く、薄い。
2冊目はぶあつい。
にんげんは、どちらの本を手に取るべきか
観客である「我々に」にその問いが向けられているのだ。

・・・確かにデスノートみたいなものがあれば
一過性には『効果』がありそうだ。
誰もが、ひとりやふたり、記入したい名前を持っている。
しかし、「それ」では、根本的な「解決」は期待できない。

にんげんは、『ながいあいだ』をかけて
ここまでになったのだ。理想に近づく「近道」はない
「おきた哀しいこと」にしっかりを目を向けて
じっくりと軌道修正していくしか、これからもないのだろう。
『ホワイト(ライフ)・ノート』完成への道のりは、、、長い。

カントクが伝えたかったことを
ジャンプ少年少女たちは、静かに…そして確かに受け取っていたようだった。

物語で、登場人物たちは、『生死』を演じる
生き残るもの、死んでゆくもの。
どちらも観客のココロに『生き残る。』
…にしてもだ、監督の生死感と朱色会の生死感が同じなことはよかったな。

評価:95点

満点でもいいかなぁ~とはおもう。
正直いって、原作よりもいい結末だ。
しかしやっぱし、「ちょっと…長かったぁ」
一般の観客が緊張の糸ぴっちりとはれるのは120分くらいっす。

緊張の糸がゆるんだ空気を、劇場で感じたので
5点減点どす。

・・・前編と同じ監督とは思えない。とてもいい良品です。
たくさんの方に、観てもらいたいですね。お勧めいたします!!

前編のレビュー記事はコチラ(↓)
http://blog.so-net.ne.jp/shuseki-kai_org/2006-06-25

他のブロガさんのイケン(↓)
http://blog-search.yahoo.co.jp/search?p=The+Last+Name&ei=

「カントク」のブログ。(↓)
http://blog.livedoor.jp/kaneko_power009/

「作品」のへの忌憚のないレビューたちは、コチラ。(↓)
http://moviessearch.yahoo.co.jp/userreview/tymv/id325401/

・・・高瀬比呂志様のご冥福をお祈りいたします。安らかに。
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B9%E2%C0%A5%C8%E6%CF%A4%BB%D6
http://blog-search.yahoo.co.jp/search?p=%B9%E2%C0%A5%C8%E6%CF%A4%BB%D6&ei=
(以上。)